当店で補聴器の取り扱いをはじめて、およそ25年になります。
この間、補聴器の進化は大きく、特に耳掛け型補聴器は より小さく、よりスタイリッシュに 変化しました。
実物をご覧になった方は、
「これが補聴器なの?」
と驚かれることも多いほどです。

初めて補聴器を検討される方や、比較的お若い方で
目立ちにくい補聴器を希望される方には特におすすめ です。
ただし、その多くは既成の耳栓を使用するため、
本来は望ましい オーダーメイド耳栓 が作れない場合があります。

オーダーメイド耳栓を作るには、
粘土のような印象材を耳に注入して型を取る「耳型採取」が必要です。
しかし、手術のご経験がある 術耳 の方は、形状的に耳型採取が難しい場合があります。


最新技術「3Dデジタルイヤースキャナー(オトスキャン)」

今回、術耳のため従来の耳型採取が難しかった Kさま(重度難聴) に対して、
最新の 3Dデジタルイヤースキャナー「オトスキャン」 を使用し、
オーダーメイド耳栓のデータ採取を行いました。

Kさまは長年パワータイプの耳掛け型補聴器をお使いですが、
最新の高性能補聴器では 既成耳栓では音漏れが発生し限界 がありました。

そこで、メーカーである リサウンド補聴器 に相談。
現在、日本に数台しかないオトスキャンを手配いただき、
大きなスーツケースに入れて機器一式を当店まで届けてくださいました。

スタッフの方が丁寧にセットアップし、さっそく耳の形状をデジタルでスキャン。
無事、精確な耳型データを取得することができました。

 

装用していただいたお客様の声

出来上がったオーダーメイド耳栓を装用いただくと、

「今までと違って、ぴったりしています」
「これならしっかり聞こえそうです」

と、大変喜んでいただきました。

今後は、オーダーメイド耳栓と新しい補聴器の性能を最大限引き出すため、
私がしっかりフィッティングサポート を担当させていただきます。


聞こえは、生活の質を大きく左右します

毎日の生活を より楽しく快適に 過ごしていただけるよう、
メーカーと連携しながら、最適な聞こえのためのお手伝いを続けてまいります。

補聴器でお困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。