「この眼鏡を作って、何年くらい経ってます?」と、お聞きになられたのは、Tさま。

カルテをみると、ちょうど10年前。

「そんなに経ってます?まだまだよく見えるけど、傷んできたので新調してください」

ということで、視力測定。

なるほど、それほど度数は変化ありませんが、もう少し安定してみえる度数に決定。

簡易検査でパパっと作ってしまったメガネは、すぐに使えなくなりますし、

メガネを作る時には時間は頂戴しても、

お客様のためにはしっかり度数を測定しなくてはと、あらためて、再確認いたしました。

そして、フレーム。

「普通のフレーム」がご希望でしたが、

たまたま新しいフレームがたくさん入荷していたのと、

Tさまにはぜひ、今までと違った感じをと、

私がお勧めしたかったフレームを無理をいって、

色々掛けていただいていたのですが、やはり「普通のフレーム」に一度は決定いたしました。

レンズのご説明をして、レイアウトのチェックをして、

「ありがとうございました」とお見送りをした5分後、お電話があり、

「いろいろ考えてみて、勧めてくださったあのフレームに変更できませんか?」と

おっしゃってくださったのが、こちら。

KIYO YAMATO KT479(05)

メガネをお渡しした時、「やっぱりこっちの方がカッコよかった」と確信できました。

Tさま、大正解です。

きっと奥様も気に入っていただけるはずです。

10年とは言いませんが、長くご愛用くださいね。

「いつも、めがねクリーニングしてくれてありがとう」と、

おいしい和歌山のミカンを、わざわざ持ってきていただきました。

甘くておいしすぎて、全部食べちゃいました。

こたつでミカン、最高ですね。