お正月休みのある日。

この日は、お天気が良かったので、よく行く散歩コースのひとつ、

吞吐ダムの遊歩道へ行ってみることにしました。

いつものように、歩きやすい遊歩道を気持ちよく散歩していたら、

前々から気になっていた、遊歩道の脇にある山道を思い出し、

お正月のんびりしすぎて、体もなまっていたので、

軽い運動のつもりで、その山道に入っていくことにしました。

この時はまだこの決断が『真冬の大冒険』になるなんて、思ってもいませんでした。

ジブリ映画の『ととろ』が出て来そうな山道。

入ってすぐに「これは相当きついな」と思ったりしたのですが、

ギリギリなんとか歩けるくらいの道だったのと、

途中に目印があったので、それを道しるべにして進んでいってしまいました。

木の枝などに、赤いビニールテープがついていて道案内してくれていました。

ただし道のりは険しく、進んでも進んでもひたすら同じような道が続くばかり。

引き返そうとも思ったのですが、ここまできたら最後まで行ってみたいと思いましたし、

コロンも元気についてきてくれていたので、どんどん山の中に入っていってしまいました。

少しひらけた場所で振り向いてみると、素晴らしい景色が広がっています。

青い空と山だけの景色

「すごい景色。きれいなぁ!」と一瞬、感動したりもしましたが、

足元を見ると、ただひたすら続く同じような山道。

スマホで地図をチェックしてみたらこんな感じ。

戻っても進んでも同じだと判断して、前進。

たまにいつもの赤い目印以外にも、道案内の看板があり少し勇気をもらいます。

ただ歩いても歩いても、下山できる感じはなく、

暑いくらいだった気温も、いよいよお日様も傾いてきて、

徐々に肌寒く感じるようになり、、やばい雰囲気が漂ってきます。

しかしそうこうしていると、ようやく眼下に遊歩道がちらっと見えるようになり、

すこし元気を取り戻し、やっとゴールかと思ったら、

最後の最後、険しい岩だらけの岩山に、行く手をはばまれそうになりました

よし、もうひと踏ん張りガンバるしかない、もう少しで山を下りる事ができる!と信じ、

コロンを抱っこしながら、梯子を下りたり、綱を伝いながら慎重に岩場を下りました。

ゴール手前が一番険しい道のりでしたが、

何とか無事に、いつも歩いている遊歩道に出てくることができました。

山道を歩いた時間は、約2時間半。夕焼けがキレイでした。

山道に入ったのは午後2時ごろ。遊歩道に無事出た時は午後4時半ごろでした。

この日歩いた山道の距離は、スマホでみると約12キロ。

年初から厳しい修行をしてしいました。

軽い運動のつもりが、『真冬の大冒険』になったというブログでした。

足はパンパン。3日ほど筋肉痛が続きました。(笑)

長いブログにお付き合いくださってありがとうございました。