手の部分が、「ポキッ」と折れてます。

平成18年に作っていただいたフレームでしたが、

とうとう折れてしまいました。

経年変化ですね。この状態だと、残念ながら修理も難しいです。

とてもとても、丁寧にあ眼鏡を扱ってくださるお客様で、

3回、レンズ交換させていただきましたが、

約18年使っていただけたと思うと、よく頑張ってくれたと思いますね。

視力をチェックすると、度数の変化はなし。

先ほど書いたように、とても丁寧に眼鏡を取り扱いされているお客様ですので、

レンズの痛みもほとんどなし。

ただ、レンズを使ってのフレーム交換は、お客様が考えている以上に難しいんです。

レンズの形は、当たり前ですが全部違います。

レンズの中心は、ミリ単位で合わせているので、フレームが変わるとずれてしまう。

そもそも奇跡的に合うフレームがあったとしても、気に入っていただけるとは限らず。

ただ、今回は、ほぼレンズを削らず、中心もほとんどずれないフレームがありました。

マリオバレンチノ MV764(3)

ひょっとしたら、眼鏡を大事にしてくださっていたので

「メガネの神様」がフレームを引き合わせてくださったのかも。

と思うくらい、奇跡的なことが起こったので、とても幸せな気持ちになりました。

眼鏡は大切に取り扱いしましょうね。