新型コロナウイルス、兵庫県でも感染者がでてしまったようです。

当店では、今までも視力測定に使用する機械や器具などは、

いつも消毒をしておりました。

が、今後はより一層、細心の注意が必要だと感じています。

なにか気になる点などございましたら、ご遠慮なくお申し付けください。

さて、鯖江視察に行ったのは、2月18日と19日。

そして、本日は3月3日ひな祭り。

忘れないように帰ってきてすぐに原稿を書き始めたのですが、

視察の内容が濃厚すぎて、うまくまとめることができず、

小分けになってしまいすみませんでした。

あともう少しです。もしよろしければお付き合いくださいね。

鯖江視察 2日目の後半は、セルフレームのお話。

こちらは、セル生地のサンプルです。

セル生地でできたフレームが、セルフレーム。

チェーン店で安価で販売されている、石油が材料の型に流し込んで成型した

プラスティックフレームもありますが、

当店で取り扱っているのは、

「綿花」が原材料の「セルロイド」や「アセテート」の生地を使うのがセルフレームになります。

セル生地を作っている会社は、

イタリアの「マツケリ社」日本では、「ダイセル」「タキロン」などがあります。

それを輸入・販売している会社が、今回訪問させていただいた「KISSO」さん。

KISSO社長の吉川さん。

セル生地一枚の大きさは、こちら。

実物は初めて見ましたが、かなりの大きさで、なかなかの重量感がありました。

そして、これらのセル生地のサンプルを見て、デザイナーさんがデザインし、

職人さんが加工して、セルフレームができあがるわけです。

そのセルフレームを主に作っておられるのが、

佐々木セルロイドの 奥が佐々木社長さん 手前が高瀬部長さん

佐々木社長は、今でも現場で作業をされる職人気質の社長さん。

高瀬さんは、アクセサリーが好きで、お店をやってたこともあるというおしゃれな方。

セル生地の加工の難しさやご苦労をたくさん聞かせていただけました。

メガネフレームも、ネットや雑誌で見ていると、キレイに撮影されているので、

どれも違いがわかりずらいですが、実物をみれば全然違いますし、

材料の違いによる質感や、

眼鏡が出来上がるまでの過程の違いは、

ぜひ本物をみて実感いただけたらと思います。

さて、鯖江視察ブログも

番外編としてお届けする「米谷眼鏡編」がラストになります。

よかったら、覗いてくださいね。