お嬢様に、

「眼鏡を作るなら、絶対に安田さんとこに行きよ」と言われて、

わざわざ、バスに乗ってお越しくださった、Fさま。

亡くなったご主人のお経を読むための眼鏡が欲しいとのこと。

今まで使っていたメガネでは、すぐ疲れてしまうし、細かい文字がみえない。

そのメガネの度数をお調べすると、簡易検査で作られたことが判明。

短い時間で簡単に眼鏡ができたので、見えにくいのは当たり前。

しっかりよく見えるようにするには、

時間をかけて丁寧に視力測定しないといけないと、

理解はできても、やはりかなりお疲れになられたご様子で、

申し訳ありませんでした。

「こんなしんどい、眼鏡屋さんはじめてやわ」とお叱りも受けてしまいました。

それでも、何とか最後までご協力いただき、

できるだけお疲れの少ないようにとお作りした眼鏡がこちら。

Morphee 6632(PG)

すらすらとお経が読めるようになって、

ご主人様にも喜んでいただけたらうれしいんですけど。

帰り際、最後に、

「色々文句言ってごめんなさいね。これよかったら食べて」と新鮮なお野菜までいただきました。

ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。